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野菊の墓で有名な伊藤左千夫の牧舎があったそうです。現在の景色からは想像しがたいのですが、明治22年というから今からわずか130年前のこと。かつての酪農王国・東京の歴史の一端を伝えます。
ここには、明治時代の歌人で小説家としても活躍した伊藤左千夫の牧舎と住居がありました。明治22年、25歳のとき、ここの牧舎と乳牛三頭を購入し、四畳半一間と土間のついた仮小屋を建て、乳牛改良社を開業しました。 随想 『家庭小言』には開業当時の様子について、毎日18時間の労働をしたことや、同業者の中で第一の勤勉家という評を得たことなどが書かれています。