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九品仏浄真寺はもとは奥沢城の跡地でしたが、(江戸時代)(1675)に当地の名主七左衛門氏が寺地として貰い受け、延宝6年(1678)珂碩(かせき)上人が浄真寺を開山したそうです。本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり、上品堂、中品堂、下品堂それぞれに三体づつ九体の印相の異なる大きな阿弥陀如来像がありました。九品往生に基づく浄土教の九つの階層を表しているそうです。
九品仏浄真寺は、延宝6年(1678)に創建された浄土宗の寺院で、九品仏は安置されている9体の阿弥陀如来像に由来します。樹木に覆われた広い境内に、仁王門、鐘楼、本堂、三仏堂(上品堂)、三仏堂(中品堂)、三仏堂(下品堂)、開山堂、閻魔堂などを擁しています。東京大空襲での焼失を免れたため、江戸期に造られた釈迦如来像、絵画、梵鐘、仁王門などの建造物が保存されています。東京(江戸)において造立当時の形態をそのままの形で拝見できる貴重な寺院だと思います。樹木や建物配置も含め、境内の様子は江戸時代と左程変っていないように感じます。
都内でこんなに広くて静かな所があったなんて!ゆったりとした気持ちで回ることが出来ました。もう少し早くこれたら銀杏の綺麗な黄色と色づいた紅葉が見れたことでしょう。