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美術館とすると小さいですがアトリエとすると一軒まるまるなので広いです。入場料は大人200円なので通りがかりに気軽にはいってみました。向井さんについて何も知らない私でも古民家を中心とする絵たちを、素敵な家の中で見れて、空間そのものが癒しでした。床に絵の具がついているところなんかもあり、まさにアトリエでした。
雰囲気の良い落ち着いたアトリエです。自分が絵の中に入り込んだような気になりました。10月は展示替えがあるようです。初めて行く時は案内板があるのですが、少し分かりにくいと思いました。
展示数は油彩画、水彩画それぞれ10数点くらい?ですが、かなり見ごたえがありました。亡くなられる数年前に世田谷区に寄贈されたとのことで、市川の東山魁夷氏の美術館に比べると本人の作品ばかりがきちとん展示されています。
元の自宅、アトリエを改装した住宅街のこじんまりした美術館ですが、画伯が描いてきた、おそらく今は無い茅葺き農家の風情を堪能できます。色合いは写真などで見るより明るく、季節を感じさせます。春先または春を待つ風情のものが多かった気がします。
200円は実質無料。旧アトリエを改造した施設。向井氏の古民家シリーズに魅力されて一度来てみたいと思ってたところです。氏のコレクションはどれも良くて見応えあり。
たまたま近くに用事があり、時間があったので立ち寄ってみたのですが、こぢんまりと静かで落ち着いたとても良い雰囲気の美術館でした。向井潤吉氏の自邸をそのままに残しており、建築や調度品も見応えがあります。お庭もきれい。ゆったり居心地良く過ごせました。座って絵を見ているだけで癒されるので、また来たいと思います。