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現在の袋井市で、江戸時代から12代に渡り医業に貢献した病院を改装した資料館で、和風、洋風の建物が融合し、診察室の戸を開けると住居という造りになっています。待合室に居ると被曝するレントゲン室!や道路に面した手術室等、素人目にも違和感はありますが、それもまた「なぜ」を考えると色々と見えて来ます。土日、祝日のみの公開で、駐車場は敷地南側にあります。
地域医療を支えてきた診療所の、いわば、産業遺産です。年末年始を除く、土日祝日のみの開館なのは地域の保存会(世話人会)の皆さんが管理をされているからです。休みになると開けられ、詳しく説明をして下さいます。訪問した日も4人の方が待機されていました。
医院を寄付したとのことなので久しぶりに訪れました。タクシーで向かう途中、運転手さんの父親も入院でお世話になったとのこと、地域医療での存在が大きいことを改めて感じました。なにせ解体新書があったくらいですから、当時から先進的に貢献していたことでしょう。