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入苑料金は千円と割高でしたが、中は素晴らしい庭園でした。国宝茶室はもちろんのこと、それ以外もとても整備が行き届いており、かなり心地良い空間でした。
ちょうど小雨の日で、夏にも関わらず青々とした景色の中を散策することができました。苔に満ちた園内は雰囲気よく、随所に趣向が凝らさせた茶室などはできうるならばひとり占めしたいものです。
元和4年(1618年)に、織田信長の弟・織田有楽斎によって、京都・建仁寺の塔頭・正伝院が再興された際に建造された茶室である。明治6年(1873年)に正伝院は永源庵跡地に移転したが、その際に、祇園町の有志に払い下げられた。明治41年(1908年)に東京の三井本邸に移築された。この際、解体せず原型のまま車両に積んで東海道を東京まで運搬したのは、京都の数寄屋大工平井家4代竹次郎である。三井の重役で、著名な茶人の益田孝がこれを愛用した。
犬山城から歩いて行けます。雨の日も絵になります。庭園内には国宝茶室の如庵、江戸期の茶室を復元した元庵、昭和の茶室弘庵の三つの茶室があり、重文の書院や茶花園、日本中から集められた名石など見どころ盛りだくさんです。