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とにかく絵の美しさとやさしさに心が震えてきました。多くの人に見てほしい美術館です。「こども」とありますが、「疲れた大人」のための美術館かもしれません。
子ども美術館「緑の中」は休館中で、こちらへ。ねむの木の子どもたちの絵が展示されています。海外でも展示された代表的な作品から、ちいさなものから、まり子さんの作品まで。掛川市は、後退的な農村イデオロギーでしかない報徳思想を後生大事に奉じて、公立の美術館では、子どもに古臭いアカデミックな絵の見方を押し付けますけれども、ねむの木はそんな空気からは自由ですね。まり子さんがいなくなったら、いったいこの世界はどうなるのだろうと心配になりますが。比較的空いているときが多いですから、ねむの木のお店や、喫茶店や文学館とあわせて訪問されるとよいかと思います。駅からバスでゆけます。
ねむの木こども美術館は2度目の訪問です。掛川駅付近から車で15分くらいでしょうか。こちらの美術館はなんといっても建物がユニークでとてもかわいい感じです。
山の中で、少し辺鄙なところですが行く価値のある美術館です。作品数も多くはありませんし、大掛かりな油彩絵などがあるわけでもないのですが、素敵な作品ばかりです。絵と向き合っているとき、描き手の心に触れている感じがします。とても温かい気持ちになり、久しぶりに心が揺さぶられました。
一人でも家族でも楽しめる癒やしの空間!緑に囲まれててとても気持ちのいい所に、美術館がそっと建ってる感じが、またいい。宮城まり子さんの子供たちへの愛がたくさん詰まったステキな場所。