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青森旅行の際、金木の太宰治生家斜陽館へ、参りました。私は太宰治のファンで以前より行ってみたいと思った想いが叶いました。当日は龍飛崎、十三湖を経由して、斜陽館でしたので到着午後4時頃となってしまいましたが(4時30分の閉館、ただ5時までは中で見学できます)人は少なく最高でした。(月曜日のせいですかね)太宰の生家津島家は当時青森県で4番目の金持ちであったそうで一階は商売に使われていたためか土間が広く、客用トイレもタイル貼り。二階は洋室含む多数の部屋があります。太宰ファンでなくとも必見です!ぜひ皆さんも青森弘前訪問の際は立寄って見てください。弘前への岐路夕焼けの中、津軽富士お岩木山もとてもキレイでした!
憧れの作家の生家は、想像以上に豪華で、こんなにも豊かな家に生まれ育った人なのかと、驚きと興奮と幸福感で胸がいっぱいになりました。ひとつひとつの部屋、調度品をじっくり見てまわり、撮影禁止の蔵で直筆原稿や手紙を見た時の感動は、一生忘れないと思います。子供の頃の私に、生きることの苦悩と喜びを教えてくれた太宰治の著書を、今一度読み返してみたくなり、帰ってから書店へ行きました。
津軽鉄道金木駅から、徒歩10分。青森駅を代表する太宰治の生家。太宰治の本の資料館もある(撮影不可)。入館料は、600円だが、リゾート白神号の切符や割引券を持っていると、500円になる。また津軽三味線の資料館との共通の入館料1000円もある。中は順路にしたがって回る。2階以外は、畳の部屋に入ることができる。圧巻なのは、黄金の仏壇と和洋贅を尽くした部屋である。太宰治の実家がいかに資産家であったかが良くわかる。一通り回るには、ビデオなどを見ると小一時間かかる。津軽三味線の資料館も一緒に行くのであれば、斜陽館の受付で、津軽三味線の演奏時間を聞くのがお勧めです。移動は、道を渡った右奥にあり、約2分です。
斜陽館、初めて行きましたが、まずはその外観に圧倒されます。太宰治が田舎のお金持ちの家の出だということを知ってはいましたが、まさかこれほどとは。まさに金木のお殿様の城のようです。家の中の作りも素晴らしく、柱、欄間、襖、仏壇…どれもが壮麗で見事です。太宰は作品の外で、その人格などをとかく言われがちですが、(そりゃこんな家に生まれれば誰でも…)という気持ちになったりもします。保存状態も大変よく、これが太宰治の生家でなくとも、この津島家住宅の文化的価値は非常に高く、本当に来てよかったと思える貴重な場所です。太宰ファンならずとも、是非訪れ、直接見られることを心からおすすめします。