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このデゴイチにも子供時分から馴染みがあります。比較的保存状態は良好なようですが、須坂に来てから既に半世紀近く風雪に晒されて続けていますので、今後も末永く維持する為には、屋根を設置するなどの対策が必要となるかもしれません。
須坂市動物園内に保存されている、通称「デゴイチ」でお馴染みのD51型蒸気機関車の401号。昭和15年(1940年)に製造され東海道本線の米原機関区、東北本線の長町機関区、磐越西線の会津若松機関区、奥羽本線の大館機関区、中央西線の木曽福島機関区で活躍。1973年に中央線が電化されることで廃止となるまで32年間、2,768,326㎞もの走行距離で活躍してきました。地球と月の距離が384,400㎞ですから3往復半できちゃう距離です。そうやって考えたらお疲れ様って感じですよね。須坂市には国鉄線が無かったので走ったことはないものの無償供与でこの場所に展示されています。運転席には座れはしないですが上に上がって近くまでは見学できるようになっています。
須坂市動物園の中に展示されています。さまざまな展示されている蒸気機関車を見てきましたが、鉄道博物館のような特別な場所でない限り運転席までじっくりと見ることができない場合がほとんどでした。