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「日本一短い手紙」とされる「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の碑です。この手紙は「鬼作左」の異名をとる本多作左衛門重次が、長篠の戦いの陣中から妻宛に書き送ったもの。「お仙」は重次の長男で、のちに初代越前藩主となる仙千代(本多成重)のことです。短い手紙文に妻子への気遣いが込められていると言われます。坂井市ではこの手紙に発想を得て、1993年から手紙文化の復権を目指した手紙コンクール、「一筆啓上賞」を実施しています。なお、手紙の原文は「一筆申す 火の用心 お仙痩さすな 馬肥やせ かしく」だったとのこと。