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頼久寺庭園は小堀遠州の作庭だそうです。蓬莱式枯山水庭園で愛宕山を借景とし、白砂敷の中央に鶴島、後方に亀島の二つの低い築山状の島を置いて石を組み、書院左手の山畔に沿ってサツキの大刈り込みで青海波を表現した庭園だということです。
頼久寺は、足利尊氏が諸国に建立させた安国寺のひとつで、庭園は関ヶ原の合戦で功を上げ、備中国奉行として赴任していた小堀正次の息子政一(遠州)が安土桃山時代に築き始めた蓬莱式枯山水庭園です。愛宕山を借景として取り込み、白砂敷に鶴島と亀島という低い築山状の島を置いて石を組んで、書院左手の山畔に沿ってサツキの大刈込みで青海波を表現した庭園は江戸時代初期に完成し、当時の姿で保存されているのは大変貴重であることから、国の名勝に指定されています
備中松山城の帰りに立ち寄りました、夏の暑い盛りでしたが、静かな庭園は小休止しながら落ち着いて眺める事ができました。自動音声で庭園の由来などの解説を聞く事ができます。いくつかの庭園がありますが、一方の枯山水は落ち着いた雰囲気がでした、もう一方の池には地中に埋められていない水琴窟があり、水道から水を流して音を聞くことができます。また、お寺の中なので本尊を拝観することもできます。備中高松城や武家屋敷との入場券がひとまとめに割安で販売されているので、時間をかけてすべての施設を見て回るのもいいと思います。