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足利将軍が長期退陣した場所。没した場所はここと違うのだが、将軍がここに在陣していたと言うことで、さながら京から幕府が移動してきたかのような賑やかさであったらしい。
鈎の陣にて、歴史に初めてその名を刻んだのが、甲賀武士五十三家(俗に言う、甲賀忍者五十三家)と呼ばれている豪族集団でした。この鈎の陣で、足利義尚が敗退した事で、室町幕府の失墜は決定的になってしまいました。それによって、天下統一を成さんとする各地の大名達が覇権を争うようになったのですから、この鈎の陣は、新たな幕府=天下の模索の始まりでもあります。
応仁の乱後、近江守護・六角行高が寺社や奉行衆の所領を横領し始める。下克上の空気が漂いはじめていた時期。室町幕府9代足利義尚が自ら軍を率い、この地に陣を敷いた。
小さな公園のような感じで、石碑をそれぞれに追っていって足利義尚将軍の人間関係に思いを馳せるくらいしかできません。甲賀の方を向いて当時の軍人達の気持ちになってみるとか、、