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JR関駅から歩いて来たので最初にこの建造物と遭遇した際にはグーで顔面をパンチされたくらいの衝撃だった。おそるべし関宿という感じだった。が、ここのためにあまり時間を割けなかったので次回はじっくり堪能したい。
東海道の宿場町で唯一伝統的建造物群保存地区に指定されている関宿のランドマークともいえるお寺です。街道が少し屈曲している位置に建つため、二段に分かれた優美な寄せ棟造の屋根がちょうど街道の正面に見えます。
達筆の扁額が見事です。筆者ははっきりしておらず野村芥舟とか維新の木村芥舟との伝。桑名鍋屋町の荒木蓉水、通称平兵衛、一号芥舟は少小江戸で長崎の書家林道栄に学び書風を固め、桑名藩老分物書役にあり寛永四年二月致仕。また湯島天神の扁額を書いて能書という(続三重先賢伝)、その荒木氏の書ではないだろうか。印に「杜多」とあればあるいは僧籍かも
関宿の中心的な位置にあります。中央の無料観光駐車場からも近く周囲に土産物屋、食事処などが集まっています。創建については判然としないが、元禄8年(1695年)成立の『地蔵院略縁起』には天平13年(741年)行基によって創建されたと伝える。享保3年(1718年)成立の『関地蔵菩薩瑞像記』には大同元年(806年)、最澄の弟子により地蔵堂が建てられ、久冠山宝蔵寺と号したとある。
関宿の中では最も大きな建造物なのではと思います。日本最古の地蔵菩薩だそうで、なんと奈良時代に安置されたそうです。トンチで有名な、かの一休和尚とのエピソードもありますが、これを知ると一休さんが嫌いになりそうな気分にもなりそうです....。一見冷たい一休さん。最後まで馬鹿にした様な振る舞いながら、さすがは高僧!功徳はしっかり残しています。
東海道の古い町並みが素晴らしい関宿のランドマーク。国の重要文化財に指定されている由緒ある寺院です。本堂も鐘楼も美しく、高い建物の無い街道の中では一際目を引きます。