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近頃話題にあがった、イタリア人宣教師シドッチの骨が発掘された場所です。建物の中には入れませんが、歴史を想像しながら周辺を歩きつつ歴史を回顧するのもアリです。文京区ということで、立て看板には丁寧な説明もあり勉強もできますが、岩波文庫『日本思想大系 新井白石』に所収されている『西洋紀聞』(遠藤周作の『沈黙』ではなく)を読んでから訪ねるとまた理解が深まります。
明治、大正の頃の奇談、怪談に時々出てくる史跡。今はマンションや住宅に囲まれて、石碑があるのみ。時代の流れだから仕方ないが、石碑のみだと味気ない。石碑の向かい側に小日向周辺の遺跡についての案内板があり、何となく切支丹屋敷の規模は想像できるかな。
藤沢周平『市塵』のなかで~新井白石と切支丹宣教師シドッチ(イタリア/シチリア/パレルモ出身)のやりとりに興味をもって 同場所を訪ねました。彼が所持していた『聖母像』通称“親指のマリア”は 東京国立博物館蔵 重要文化財です。昨年12月末に遭遇 拝観しました。