全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
能登畠山氏によって約150年治められ、こんな山の上に4000人近く生活してたらしい。上杉と織田の板挟みに合って、家臣の内輪揉めや疫病も絡み、上杉謙信によって攻め落とされた。長年私有地だったからか石垣など遺構が綺麗に残っていて、整備もしっかりされてお城巡りしやすい。本丸した駐車場から本丸へ向かい、三の丸から南に回って一周できた。本丸からは能登島から能登半島まで見渡せて景色も最高。
日本100名城No34 スタンプは麓の資料館にあります。標高300mの尾根に残る野面積みの石垣が素晴らしいお城跡です。尾根のあっちにもこっちにも石垣が残っています。高石垣ではありませんが低い石垣を重ねた本丸や調度丸など目を奪われます。上杉謙信も感嘆したといわれる本丸跡からの七尾湾は素晴らしいです。
七尾城跡は、能登国の守護・畠山氏(1408-1577)が16世紀前半(戦国時代)に築いた城館跡で、全国でも屈指の規模を有します。石動山系に築かれた城域は南北約2.5km、東西約1.0km、面積は約252.6haにおよび、一帯は「城山」と呼び親しまれています。
七尾城史資料館から大手道を辿って登城します。山城にしては、勾配が一定して岩場もない歩きやすい尾根をゆきます。三の丸二の丸経由で、本丸跡には資料館から60分を要しました。山城のエッセンスを見事に感じられる整備の仕方です。特にもともとなかったであろう三の丸二の丸の間の大きな堀を上下する階段は堀の大きさを体感できます。本丸跡は絶景でした。ちなみに、本丸駐車場のトイレが洗浄便座付きの新しくきれいな(男女別です!)もので、感動しました。