全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
伝承によれば、古代に南海の大魚を退治しに向かった讃留霊王ら88人の兵士が大魚に船を呑まれて倒れたとき、横潮明神が金山の麓にある泉の水を持ってあらわれ、その水を兵士に飲ませた。すると、全員が命を吹き返して助かったという。それからこの泉は「八十場(やそば)の霊水」と呼ばれるようになったという。(弥蘇波から転じたとの説もある)
一瞬「お宮!?」と思うような赤い三連の鳥居。そのまま真っ直ぐ進むと白峰宮という神社。神社の手前左手に本堂も大師堂がある。今回巡った八十八箇所の中にはお寺と神社が同じ敷地にある所が幾つかあり、興味深く思った。
鳥居が目印の八十八ヶ所霊場79番札所の天皇寺。車遍路なら、ナビより看板を頼りにしてください。狭い裏道が最短なので、到着はしますが大変です。看板通りなら離合も難はないです。入り組んでいるので、遠くからはわかりにくいですが、特徴のある鳥居が見えてきます。神社のようですが、お寺です。神社もあります。
四国霊場79番札所で真言宗御室派のお寺です。ご本尊は十一面観世音菩薩で開基は行基菩薩、中興は弘法大師てす。境内には三輪鳥居がありますからぜひご覧ください。正式名称は金華山高照院天皇寺(てんのうじ)です。JR予讃線八十場(やそば)駅から徒歩で約5分です。こちらのお寺も四国へ流された崇徳天皇と関係ありますが、近くにある白峰宮は崇徳天皇をお祀りした神社ですので、こちらにもぜひお寄りください。