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現在は下関観光情報センターとなっています。秋田寅之助が創設した総合商社の社屋で建物内は和洋折衷で当時の最新の設備、調度品は必見です。大河ドラマになりそうな日本激動期の人物です。
ロンドンバス・旧英国領事館から始まった下関の旅は、ついでに他の洋館も巡っちゃおう!と言うことで、近くだし旧秋田商会ビルにも行ってみました。日本遺産ブックレットによると「木材や食料、薪炭などを海外に輸出する商社の社屋兼住宅。ドーム式屋根を持つ塔屋および屋上庭園が特徴」下からみるとおぉ屋上庭園が見える!現存する屋上庭園では最古だとか。非公開なのはとても残念です。
1915年に秋田商会が建てた和洋折衷の商館で、鉄筋コンクリート造り3階建て、屋上に庭園、茶室があります。1階は事務所、2,3階は経営者の居住空間として使われていました。現在は下関市の観光情報センターとして使用され、1~3階が一般公開されています。外装はコンクリート製の洋館で、正面に円塔を備えています。2,3階の内装は和風で書院や床の間などを備えています。3階には木造の螺旋階段等があります。年代物の調度品、電気スイッチ、ドア金具などが残されており、長時間楽しめる館です。
旧秋田商会ビルは日本のコンクリート建築技術の黎明期である大正4年(1915年)に竣工したビルです。設計者は不詳ですが施主が設計に関わったとされています。外観は塔屋を除き3階建てとなっており、1階は事務所、2階、3階は書院造りの純和風の住宅となっています。現在はRC造りのマンションに和室等当たり前になっていますが、当時としては非常に画期的なアイディアであり、和洋折衷の構造を持つビルとしては日本最古級と言われています。造りは非常に凝っており和室には今でいう移動式パーティションも備