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盧遮那仏が素晴らしかったです。お庭が綺麗に手入れされており、その中にある、延命地蔵尊に参拝されている方がかなり多かったです。隣の観世音寺の方が参拝客は多い様ですが、こちらの方が定期的に行事があり、一般人でも身近に感じられる雰囲気がってとても素晴らしいと思います。
戒壇院は、ここの他に興福寺と下野薬師寺の三箇所にありました。これらは小乗仏教の戒律に基づいて官僧の資格を与えていた。その後、最澄の働きがあり、最澄の死後に比叡山には最澄が決めた大乗仏教の戒律による戒壇院が出来ている。これは最澄の独創というか誤解というべきかここにだけしかない大乗仏教による戒壇院が出来ている。
天下三戒壇の一つ「西戒壇」開山は天平宝宇(761)鑑真和尚によるもので、本尊は思慮舎那佛(国指定 重要文化財)戒壇は奈良時代に国家が正式に各宗派僧侶の資格を認める受戒の儀式のためと戒律のために設けられた。本堂内戒壇には、天竺(インド)唐(中国)大和)(奈良)三国の土が納められている
もとは観世音寺の一部であったそうですが、あちらは天台宗でこちらは臨済宗と、今となっては宗派から違います。本堂に安置されている盧遮那仏坐像が国の重要文化財に指定されていて、奈良の大仏様に比べるとこじんまりとしているものの、均整の取れた美しい像です。
奈良時代、観世音寺に戒壇院がおかれました。戒壇とは僧尼として守るべき戒律を授けるところで、ここで戒を受けなければ正式の僧尼尼離れませんでした。戒壇院は、他に国内で奈良の東大寺と栃木の下野の薬師寺にあり、天下三戒壇といわれました。