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菅原道真公を偲ばざるを得ない梅。2月末あたりから咲き始めていました。ここに立つとひな祭りの雛壇に飾られている花を思い浮かべてしまうが、実はひな祭りは桜なので別物。
太宰府天満宮の飛梅。和歌にも読まれ、さだまさしの歌の題名にもなった「太宰府天満宮に植えられた梅のなかではいちばん先に咲き始める」とされる天満宮の神木。2月や9月が見頃ではあるが、残念ながら今日は11月なので、葉は一枚もない枯れ木状態。ただ、何度も満開は早春に太宰府天満宮にお参りして見ているので、これはこれでいいかな。飛梅は、神殿に向かって右側にあるが、反対の左側には「皇后の梅」(きさいのうめと読むらしい)がある。大正天皇の皇后が手植えされたことにちなんだものらしいです。また今度、春先に梅が満開になったら来てみよう。
かの有名な大宰府天満宮の飛梅。「東風吹かば匂いにほひ起こせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」はあまりにも有名。大昔、まだ中学生だった頃の古文の授業でこの歌の「な~そ」禁止の命令、品詞の接続助詞、吹かの未然形、、、、色々学び今でもまだ覚えている。それだけインパクトがあり、当時の中学生の自分にも親しみやすい歌だった。飛梅を見ながら菅原道真に想いを馳せるのも贅沢な時間の過ごし方。