全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
おおさか十三仏巡りにて、教興寺さんとセットでお参りして来ました。御朱印な御朱印にも対応頂いたのですが、後からこの常光寺さんと河内音頭の関係を知った次第です。
歴史ある名刹。商店街のなかから出入りできるが、立派な門前には地元の童たちが多く座り遊んでる。別の出入口には、虫かごと捕虫網が置かれたままに。地元の人びとに親しまれているのがよく分かる。寺たるもの、かくありたい。本来、寺とは(少なくとも近世以降は)、人びとの寄る辺であり、遊び場だ。京都などの無意味に敷居高すぎる寺はこの姿勢を見習うべきだ。
臨済宗南禅寺派の寺院、南禅寺搭頭金地院の末寺で山号は初日山、通称は八尾地蔵尊、御本尊は地蔵菩薩で弘仁年間(810~824年頃)山門脇に大阪城の残石と「河内最古の温度発祥地」の碑がある、境内に大阪の陣で戦死した藤堂家の戦死者の墓がある、創建年は奈良時代、開基は行基、別称八尾地蔵尊新堂寺。
昭和な商店街に包み込まれる様に存在してます。近所の子供たちがWiiしながら群がって居る立派な山門を潜った先の境内は、趣ある境内で、更に児童公園でも有り不思議な空間なのでした。不思議と言うか、子供たちが遊び回って居て何だか懐かしい感じ。多分無意識に遊び回ってる彼らに、子供の頃の自分を重ね合わせてしまったのでしょう。
近鉄八尾駅からすぐの場所にあります。既に多くの方が書かれている通り、ここは大坂夏の陣で、藤堂高虎軍と長宗我部盛親軍が刃を交えた場所に関連するお寺です。それも有名なのですが、もう一つ有名なのが、河内音頭発祥の地であるということです。例年でしたら、8月の盂蘭盆会のおりに、ここで河内音頭を皆で踊るのかと思われます。生憎のコロナ禍で、私がここを訪れた2022年においては行われないようであり、おそらく昨年・一昨年もそうだったのでしょう。その対応ということなのだと思いますが、youtubeにて河内音頭を踊るそうです。写真を貼っておきましたが、そちらのQRLを参照してもらえればと思います。疫病の中でも、人々の怨念や無念を鎮める踊りをしていただけるとは、ありがたいことでございます。