全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
10年来毎年欠かさず訪問する奈良。毎回挨拶に来るような感覚でこの穏やかな盧舎那仏に向き合うと自然と癒されます。8月のお盆時期の夜間拝観も幻想的な異次元の空間にいる様なそんな感覚にさせてくれます。
東大寺から坂道と階段を登り10分程で到着しました。やっと着いたと思ったら最後にまた階段が登場し、結構疲れてしまいました。但しそこから見下ろす景色は素晴らしいものが有りました。登った甲斐が有りました。
全国ニュースで「お水取り」が伝えられると関西の春が近い事を感じ、季節の風物詩の様な扱いにもなっていますが、これはお祀りしている御本尊の十一面観音菩薩さまへの宗教仏事であり、1年を通しても東大寺の大きな行事だそうです。たくさんのしきたりがあり、それを大仏様開眼の752年から粛々と続ける事は大変な事です。この建物は江戸時代の再建、急峻な崖に張り付く様に建てられた「懸造り・かけづくり」、有名な京都清水寺や桜井市長谷寺などが同様な造り、張り出た舞台からはとても見晴らしがよく、遠く生駒の山並みが望めます。拝観は東大寺本堂を含め、24時間で参内出来、特に夜景が素晴らしいとの事です、行かれる方は石段の昇降にはお気を付け下さいませ。また二月堂では御朱印も頂戴できます。
大好きな場所です。お水取り、修二会で有名です。私はいつも裏参道の方から訪ねます。ゆるい坂道を上って行き、二月堂に近付いていく高揚感というのはいつ味わってもいいものだと思います。最後は少し階段がきついかな。でも、そうやってたどり着いた二月堂からの眺望は何にもかえがたいといつも思います。奈良の街が暮れ泥む様は何とも言えません。そんなに度々見ているわけではないのですが。本当にいい所だと思います。