全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
幕末に横浜で起こった外国人殺傷事件といえば生麦事件の他に、この井土ヶ谷事件が有名です。1863年9月、この場所でフランスの士官カミュ少尉ら3人が、保土ヶ谷宿に行くため乗馬して移動したところを、3名の浪士風の男に襲撃されました。カミュ少尉は斬られて死亡、他の2人は逃走したとのことです。カミュ少尉はまだ21歳でした。墓は山手の外人墓地にあります。「井土ヶ谷事件の跡」の碑の横には庚申塚がらあります。生麦事件はどちらかといえば出合い頭の偶発的な事件でしたが、この井土ヶ谷事件は、フランス士官の通り道を知った上で待ち伏せしていた計画的な犯行だったと言われています。