美濃国関(岐阜県)の鍛冶職人であった八板金兵衛は種子島へ来住してきました。金兵衛は種子島で鍛冶屋の頭領となり、天文12年(1543年)、第14代島主種子島時尭より、種子島に漂着したポルトガル商人から譲り受けた鉄砲を解体し、国産の鉄砲を製造するよう命じられました。銃形はすぐに完成させることができましたが、銃底を塞ぐネジ止めに苦戦の日々でした。娘の若狭がポルトガル人に嫁いだことで銃底を塞ぐネジの技術を手に入れ、天文14年(1545年)、わずか2年で火縄銃の国産化に成功しました。
※種子島・屋久島へお越しの際は、必ずこちらをご確認ください
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