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国の重要文化財に指定されています。江戸時代末期、安政の大地震で四日市港は壊滅的な被害を受けました。四日市の廻船問屋の稲葉三右衛門が明治5年に三重県へ私財による「再興之御願」を提出し、11年の歳月を要して明治17年に完成せせたそうです。潮吹防波堤は長さ199m。大小2つ堤があり、波の力を弱めるための二重構造になっているようです。もともと直線式の防波堤だった稲葉三右衛門が築造した防波堤のうち、台風で崩壊した先端部を除き、基部から136m地点で南にカーブするように建設されたとの事です。練石積により構築してあり、内側の大堤には五角形の潮吹穴が49カ所設けられている驚きの構造です。