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2018/3/17拝受 日蓮上人御法難避難所。山門を通り庫裏客殿を過ぎ更に山を登って行くと祖師堂に到着。あたりを見回すとアチコチの横穴が掘られている。なかでも祖師堂左の洞穴には、鉄の格子扉で閉められ貴重な品々が安置されている聖地となっている。すぐ左の山王権現祠に登ると逗子市内の眺望が一望できる。有難く御首題を頂きました!
入り口から本堂まで登ります。御朱印いただいたところが本堂と思いきや更に上に登ると本堂。若い人には問題ないとおもいますがおっさんには少々足にきます。階段のコースと坂道のコース、二つのアプローチがあります。
日蓮の松葉谷法難に由縁する日蓮宗の寺(法難に由縁する寺としては、尾根を越えた鎌倉市側にも妙法寺・安国論寺がある)。山門(扁額には日蓮を助けた白猿の彫刻あり)・本堂(普通の建物)・奥の院(近在では存在が珍しい。脇には法難を避けたと伝わるやぐらあり)・山王権現(奥の院の脇を登った山頂にあり、眺望がよい)・墓地と、奥行き・標高差のある寺院である。目に付く特徴は、墓石に五輪塔が多用されていること。古い墓かと思いきや、どうも現在も使用されているようである。五輪塔といえば、寺の西側の山頂にある「まんだら堂やぐら」が有名であるが、それとの関係性を疑うのは考えすぎだろうか。なお、ハイキングコースへの入口にも位置するが、登り口がみつかりにくい。