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岬の突端にある「明治百年展望台」を本命とすれば此方は「穴場」なのだろうが「砂州の中にある島」という立地上頂上からの眺めは其れなりに独特且つ感慨深い味わい有り。
お堀に城跡って感じでいい感じ。ここいらも実は旧日本軍の施設跡だったようで公園内の森には見張り用の建物らしきものがあったり、展望台側には砲台跡があったりと、ちょっと歴史を感じます。同じ房総だと竹岡や館山にも跡がありますね。肝心の見晴らしは展望台には登れないので良くはありませんが、岬に行けばもっとすごい展望台があるのでそちらへどうぞ。
3月22日に桜の様子を見に久し振りに富津公園に行ってみたら、中の島展望台が雑木を伐採してすっきりしていました。ここは旧日本軍の施設で砲台があったそうで、沖の海堡と共に海からの敵の侵入を防止するために造られたものです。白い展望台からは東京湾など360°の展望が楽しめます。
2022年7月13日の時点では展望台は登れるようになっていました。中の島まで渡る中央の橋は工事中だったのですが、西側の橋からは渡れるようになっていました。中の島の展望台までは途中階段になっています。展望台に登ってみると松林を渡ってくる潮風が心地よく感じました。眺めも思ったよりも良く、東京湾観音が遠くに見えます。戦争遺構だという事ですが、中の島に残るそれらしい遺構は石垣くらいでした。野鳥の保護区ということで鵜が堀の木々に多く生息しているのが見えました。
砲台跡地を公園にした模様、岬の展望台も確かに良いけれど、あちらは見晴らしが広いだけ、白砂青松に日が沈む分だけこちらからの方がより風情がある。