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上州彫物師集団の祖とも言われる石原吟八郎に師事した星野政八の子・甚右衛門(慶助)の作品。父・政八は三峯神社の彫刻にも名を残す大物彫刻師で、父と共に野木神社の彫刻にも携わる(というか、ほとんど甚右衛門が彫った)。この神社は元は薬師堂とのことなので、彫刻は外陣・内陣の欄間共に中国の故事を題材に彫られている。高い技術を駆使した精巧な彫刻は見事で、惚れ惚れとする出来栄え。海老虹梁に巻き付いた龍は大胆。遠出してでも一見する価値のある素晴らしい神社。近くに有名な川場の道の駅があるので、セットで行くといいと思います。ちなみに、天井絵の双龍図は狩野探雲作で、彼は江戸城の西の丸の障壁画にも携わり、絵師として最高位である法眼の称号を受けている。