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岩内の自然とともに生きた画家木田金次郎の世界。1893(明治26)年、岩内に生まれ、少年時代から絵画への情熱を育む。有島武郎との運命的な出会いにより、その生涯を岩内で過ごし、絵筆を握ることを決心する。有島が、木田金次郎との交流を書いた小説「生まれ出づる悩み」を発表後、小説に出てくるモデル画家として知られるようになる。有島の激励を受けながら、厳しい漁師生活のなかで岩内周辺の自然を描き続けていた。有島の没後は、漁業の家業を捨て画業に専念する。1954(昭和29)年の岩内大火で約1,500点余の作品を焼失。その後、生涯故郷岩内を離れることなく精力的な創作を続け、独自の画境を切り開いた。1962(昭和37)年脳出血により逝去。享年69歳
有島武郎の「生まれ出づる悩み」のモデルとしても知られ、生涯岩内を描き続けてきた洋画家の木田金次郎の美術館です。61歳の時、岩内大火で自宅とそれまでの絵画1,600展を焼失しましたが、その2日後から創作活動を再開し、描き続けた金次郎の作品とその生涯を知る事が出来ます。
岩内を代表する画家の絵が展示されてます。一人の画家の絵が中心のため、レパートリーに難点はあるものの、絵の見応えから余り気になりません。屋上からも景色を見ることができます。