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終戦後のどさくさに紛れて、樺太へのソ連軍の侵攻により犠牲になった女性たちを追悼する記念碑です。過去には映画化もされていて、予備知識を仕入れてから訪れることをお勧めします。
稚内公園内にある代表的なモニュメント。異国となった樺太への望郷の念とそこで亡くなった人々を慰めるため昭和38年に建立されました。高さ8mの門の向こうには樺太と稚内市街地を見渡せます。
かえらぬ樺太への望郷の念と、かの地で没した幾多の同胞の霊を慰めるため、昭和38年8月に建立以来、稚内市では毎年8月20日に、樺太ゆかりの人々による慰霊祭「氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭」を行っています。氷雪の門がある稚内公園からは稚内市街が見下ろせます。
戦前、樺太に日本人が住んでいた頃の真岡で終戦後ソビエトが不可侵条約を破り、樺太日本領土に武装侵略。真岡の電話局で勤務していた若い女性9人は最後まで日本人に向けて早く逃げることを伝えていた。そして、最後は自害した。戦後、この事を映画にした「氷雪の門」という映画が作られたがソ連の圧力に負け日本政府は公開を禁止。
ノシャップ岬の後に訪問しました。急坂を登り景色がいいんだろうなと気楽に行っただけですが、この門の意味を読み日本の歴史、樺太で戦争の時に何が起こったのか新しく知り、勉強になりました。
絶景の稚内の街と晴れた日には遠くに樺太を望む事が出来る高台に位置する稚内公園にあります。彫刻家本郷新氏の傑作で、今は異国となってしまった樺太と樺太で亡くなられた方々を偲び製作されました。氷雪の門と遠くに樺太をながめながら、稚内と樺太の歴史を知る事により、平和への思いがさらに強くなると思います。公園には、広い無料駐車場、売店、公衆トイレ有ります。また、売店では100円で到達日時が印刷された氷雪の門到達証明書を頂く事が出来ます。