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近代日本画の名作揃いの美術館です。企画展のみで、いつも素敵なラインナップで展示が行われていると感じます。ここ最近は、展示品の一部が撮影可能となっていることもあるようです。ミュージアムショップには、所蔵作品をモチーフにしたグッズがあり、ついいろいろ買ってしまいます。
速水御舟、川合玉堂、奥村土牛のコレクションを中心に、近現代の日本画約1800点を所蔵。1976年当時の社長が、安宅コレクションの御舟作品を一括購入した背景もあり「御舟美術館」として親しまれてきました。
展示は地下階にありました。階段上の壁には、加山又造の作品がかけられていました。今回は企画展を観ましたが、常設のスペースは、ほんの僅かだったので、企画展がない時には、そのスペースで、展示を行っているのかもしれない。展示品が少ない事には、少し残念です。元々は、山種証券の創業者の、私的コレクションの展示を目的として、作られた美術館の様です。
国立の美術館に比べるとコンパクトですが、日本画を中心に展示される作品のレベルは一流で、展示スタイルやライティングも工夫されており、高級感のある美術館です。
恵比寿駅から歩いて10分ちょっとくらいで到着。土曜日11時、予約時間ということもあり、ゆったり見れました。入場料と図録込みのチケット代金はお得に感じました。「水のかたち」展、いろんな画家の水のかたちで涼めました〜