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黒部川が平野にでる要に掛かっているのが愛本橋です。黒部川はここから一気に川幅を広げます。黒部川は、3000m級の北アルプスが源流で、しかも短い河なので、大変な暴れ川です。そのため、昔は、ここまで遡って、川幅の狭い愛本で、黒部川を渡っていました。そんなことで、鬼女伝説があったり、跳ね橋があったり、歴史を感じることができる場所です。今は立派な橋が掛かっており、車でさっと渡ってしまえます。ひっそりと、橋のたもとに、冬期歩道があります。黒部川流域は、大豪雪地帯です。このような歩道が黒部川奥深くまで造られ、現在でも、多くが使われています。先人の苦労が偲ばれます。人間は偉大なのか?貪欲なのか?と考えさせられます。
黒部インターより宇奈月温泉に向かう10分程度の道のり。最初のトンネル手前左側にあります。川は整備された造りになっており、自然のままを感じることはできませんが、近くに鳥居や橋の下には高樹齢の大木が案内板に紹介されていました。歴史ある橋ですが、今は宇奈月ダムの土砂排出で濁ったり魚が住みにくい環境ですが、その時や豪雨以外は雪解け水のエメラルドグリーンに愛本橋は映えますね。紅葉もよいですが新緑も綺麗です