全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
八幡台地の頂部に位置する、県内最大級の方墳。高さ5.6mの古墳の天辺に大木が聳えている。二重の周溝をもち25.6m×31mの古墳の周りに4~6mの幅の溝を作っていた。今は古墳の裏にその内側周溝の名残が部分的にみられる程度である。
古墳時代終末期の7世紀後半に造られたと考えられているそうです。頂上部には大きな木が育っていますが、石室内部は崩れておらず、柵が設けられた入口から中も覗けます。ちょうど坂道を上った所に造られたこの大きな方墳はあちこちを見下ろせる位置であるため、埋葬された人は有力者だったことが想像されます。埼玉県内ではさきたま古墳群が有名ですが、このような方墳はないのが貴重であり、県指定史跡になっています。