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立派な境内で掃除も行き届いており、清々しい雰囲気でした。宮司さん一人で、さぞやお掃除も大変だろうに、潔癖症の方なのかと思いきや、お話してみると、温和で朗らかな感じの方でした。御祭神は伊奘冉尊(イザナミノミコト)若一王子(ニャクイチオオジ:天照大神:熊野那智大社から勧進された。)仁品王(仁科氏の始祖)妹耶姫(奥さん)だそうです。若一王子神社、王子観音、竃神社の御朱印をそれぞれ頂きました。
ここは今では珍しい神仏混合の神社です。神社なのに三重塔もあり茅葺きの観音堂もあり仏さまもお祀りしていてそれに御本殿の屋根には鬼面があり神と仏と鬼?もありかなり強めのパワースポットだと思います。
垂仁天皇の御代に仁品王が社を建て伊弉冉尊を奉祀したのに始まり、安曇野を領する仁科氏の崇敬厚く、仁科盛遠宿禰が遥々と熊野権現(熊野那智大社)に詣で第五殿に祀る「若一王子」を勧請してより、若一王子の宮と称された。現在の本殿は、戦国時代末期・弘治2年(1556)に仁科盛康によって造営され、更に江戸時代初期・承応3年(1654)に大修造されたもの。神仏習合の姿をそのままに残した仁科の里の大社として歴史と伝統を今に伝えている。