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飯盛山中腹にある通称「さざえ堂」、正式名称「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」は、絶対見てみたかった江戸時代後期に建立された、不思議な建築物です。
入館料 400円( 大人 ) で入館出来ます。このさざえ堂は建物内に入ると、他の人とすれ違わない不思議な二重螺旋構造。さほどの時間も掛からず見ることが出来ます。本当に行ったからには入っていてみるべき所だと思います。歴史を感じます。
落書きって面白い!年月を経ると文化です!めちゃくちゃ達筆だなあと壁の筆の落書きが気になってよく見ると「尾藩 集義隊 水野正三朗、某、某、武運長久」と書いてあるので調べてみたら、集義隊は尾張藩で結成された民兵幕府軍で水野正三朗はのちに新政府転覆を謀って名古屋事件という事件を起こし懲役刑になっている人でした。
さざえ堂という名前がなければ、ここまでゆうめいにならなかったように思います。キャッチコピーが「唯一の建築物」のようですが、まさにそのとおりだと思います。どうやら登って降りると、何回も参拝したことになるお手軽参拝システムのようです。かなり老朽化していますので、遠からず入場できなくなるかもしれないと感じました。
外観を見て、登ってみて、内観を見て…楽しい建造物でした。螺旋で登って行ったら、てっぺんに着いた後は登ってきた順路を引き返すのかな?って思ったら、降りる方の螺旋もあり「どういう造り!?」って軽く混乱しました。螺旋を二つくっつけた構造なんですね。