全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
2021年4月24日に参拝しました。米代川の側に位置し、参道から川の流れが眺められて清々しいです。参道の杉並木も巨木が並び、厳かな佇まいです。平安末期、奥州藤原氏の支配下の頃には、既に祠が存在したと伝えられています。鎌倉時代、扇田の長岡城主であった浅利勝則が、嘉吉3年(1444年)に現在地に改築遷座させました。その後、安東氏が引き継ぎます。江戸初期に水戸から遷封された佐竹氏の祈願社となり、現在に至っています。戊辰戦争で社殿が焼失し、明治6年に再建されたと聞きました。
大館市比内町扇田字本道端に鎮座する扇田神明社です。創建は長治2年(1105)で、浅利氏、佐竹氏に庇護されてきたと伝えられます。古木に囲まれた境内は神聖な感じがし、すぐ近くを流れる米代川の川音が響き、気持ちよくお詣りできました。