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“鶴岡雛物語”でお邪魔しました。今回で2回目になります。風間家に伝わる豪華な雛壇飾りや芥子雛等が見られます。又、酒田の本間家には及びませんが鶴岡では一番の豪商のお屋敷は見応えが有ります。
別館もあります。料金は400円です。4万個の石が敷き詰められた石置屋根はコケなどがいい感じに生えててかっこいいです。案内してくれるおばちゃんも熱心です。
この屋敷を見たくて鶴岡まで行きました。庄内銀行を作った風間家の屋敷で4万個の石が杉皮屋根の上にのってます。鶴岡市所蔵かと思ったら法人にして管理しているそうです。屋根の吹き替えの労力とお金を考えたらよくやってるなと思いました。2階から高性能スマホを落とし石に当たりましたが、幸いにも動いてます。
現在の荘内銀行に連なる、鶴岡一の豪商であった風間家が明治29年に建てた、極めて印象深い邸宅。特に庭を中央に配した主屋の翼棟にあたる木陰の小座敷が美しく、映画『蝉しぐれ』でも使用されている。隣の「釈迦堂」も風間家の別邸であり、同じく見る価値があるが、(何かのお堂かなんか?)とかぐらいで通り過ぎていたのには返す返すも悔やまれる余り、訪問時には併せて4時間も長居したし、それでも飽きないほどに別格に美しい。鶴岡に来たら必見である。それはまた、現在もきちんと手入れがされていて「生きている」が故でもあり、常駐する多くのスタッフの方がにこやかに迎えてくれるのも自信とこの感動を分かち合いたいという願いの現れに違いない。帰る時はそんなスタッフの方に自然と感謝できる、清々しい瞬間でもある。