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ようやく吉村先生の記念館に行ってきた。とても雰囲気の良い図書館の一部として設置されている。手書き原稿などのベーシックな展示に加え、書斎を再現した展示などのユニークな展示もある。友の会もあるようだ。
「戦艦武蔵」や「ポーツマスの旗」などの作品で知られる、当地出身の作家・吉村昭の文学館です。ゆいの森あらかわ内にあり、入場無料です。原稿やメモなどが展示されている他、書斎が再現されており、作家になったつもりで椅子に座ることもできます。企画展は「吉村昭『海も暮れきる』―俳人、尾崎放哉を見つめて―」でした。
図書館に併設されている文学館。吉村昭先生の原稿や奥様で小説家の津村節子先生や友人知人に宛てた手紙(複製)、創作ノートを閲覧する事が出来ます。膨大かつ緻密なメモから「こんな細かい事まで取材したんだ!」と小説執筆への凄まじい意欲と執念を窺い知る事が出来るとても良い文学館です。個人的には吉村先生が尋常小学校6年の時に書いた芦ノ湖への遠足(?)の作文が非常に印象に残りました。風景描写が12才の作文とは思えない。栴檀は双葉より芳し。
町屋駅(地下鉄、京成、都電)から徒歩5分ちょっと。ゆいの森あらかわ(図書館など)の中、23階に展示コーナーがあります。映像ライブラリーも充実していて、吉村昭、津村節子夫妻の文学者としての足跡を、しっかりたどれます❗