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外観は、何だか分からないですが、博物館としては良いかも。地下の展示室は、程良い広さです。旧住居の名残りの小さな庭とカフェもあります。屋上で、今も潮が見えるか確かめたいところです。
森鴎外没後100年展に行きました。スタッフの方が、森鴎外のパネルの前で記念写真を撮って下さいました。鴎外は陸軍軍医総監、陸軍省医務局長と歴任し国家と作家という狭間で苦悩されたそうです。脚気闘争で、負けを認めず、大逆事件での微妙な立場も興味深いですが、家ではパッパと子供達に呼ばれて、かなりの子煩悩だったそうです。夏目漱石の作品は、多くの人々に読まれていますが、鴎外の作品は余り知られていないのは残念です。最近 渋江抽斎の自筆原稿が見つかったそうで秋から記念館で展示されるようです。
平日昼過ぎ入館したときには館内に数人しかいなかったので気兼ねなくのんびり観覧。入り口入るとすぐに立っている鴎外のプレートと記念写真を撮ることができる。鴎外の生涯を詳しく展示してあるけど原稿や本などの資料は少なめ。二階もあるけど上映されているビデオを見てもさほど時間はかからず観覧できる。
根津駅を下車し、地上に出たところで街灯に「文豪の街」のプレートが見られる。今はさらに「鴎外没後100年」の旗(?)も見られる。これのせいもあるのかなぁと思いながら、根津神社に向かって歩く。去年の暮れあたりから「類」、「奏鳴曲-北里と鴎外-」と立て続けに森鴎外絡みの小説を読んでいた。偶然ではあるが、それまで森鴎外のイメージは明治時代の人で、軍医。ガチガチの融通が効かない人で、さらに「舞姫」が鴎外の事を書いているという事で、ハッキリ言ってあまり良いイメージがなかった。だいぶ昔の学