全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
皇居の北東、竹橋駅のすぐ近くにあります。奈良時代後期に女性天皇の称徳天皇が僧侶である道鏡に天皇の位を譲ろうとしたときに、それを阻止した宇佐八幡神託事件で有名な歴史的人物です。
東京メトロ竹橋駅の出入口付近、皇居大手堀に面した所にある。和気清麻呂は宇佐八幡から持ち帰った託宣により当時権勢を誇っていた道鏡の皇位簒奪を食い止める働きをした。いわば現在まで続いている皇統を救った人物である。昭和15年の皇紀2600年に際して作成された。
古代の英雄。和気清麻呂。藤原仲麻呂討伐で天皇の新任を得た。しかし、当時の朝廷には道鏡という僧が力を振るっており、彼は別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)と改名させられて大隅国に流される。しかし道鏡失脚後に復権。和気清麻呂として見事カムバック。自分の利益を顧みない忠義の人であったという。この像は昭和15年、紀元2600年記念事業として、楠木正成像と共に文武の二忠臣を象徴し、建立された。
丸紅本社ビルで開催中の美術展に行く途中でたまたま発見しました。ぱっと見た感じは”恰幅のいいおっさん”ですが皇居沿いの日比谷方面には楠正成像もあるのでおそらく戦前、戦中は天皇の忠臣としての評価があったのかなと思いました。碑の文章は残念ながら解読できませんでしたがはたして昔の人は皆読めたのかと少し疑問にも感じましたがこれは単なる悔し紛れ?(笑)。あとこの場所はジョギングの休憩場所として利用している人も多くいました。景観がとても綺麗なので納得です。