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今も人が住んでいらっしゃるのが何とも不思議な感じ。坂道や階段の多い地域なので歩きやすい服装がおススメです。井戸は一葉も使っていたらしいですよ。
樋口一葉旧居跡の近隣は、現在も民家として使われているので、あまり人が押し寄せないようにということか、目立つ案内板は出ていませんのでわかりづらいかもしれません。一か所だけ敷石が違う区画があるのが目印です。この敷石の所から左のなんとも趣きのある路地に入っていくとまず井戸が現れ、その奥に古い石の階段があります。ここは登って鎧坂のほうに出ることができます。近くには、宮沢賢治旧居跡、坪内逍遥旧居跡、金田一京介旧居跡など、有名な文人の暮らした跡が多く点在します。
この場所は自分の中での本郷散策のハイライトになりました。お家の中から生活音が聞こえて来たので、周囲はすべて一般の民家だと思うのですが、歴史や文化を大事にする住民の皆さんの思いを感じることが出来て、感謝と感動で胸が熱くなりました。
ここしばらくいい年をして樋口一葉の「おっかけ」をやってます。自宅が一葉記念館のある台東区竜泉に近く、そこを皮切りに「たけくらべ」の舞台となった飛不動尊、太郎稲荷神社、入谷三島神社、鷲神社、千束稲荷神社、吉原神社、吉原大門、見返り柳など巡っています。なお一葉は文京区周辺での暮らしが長く心は本郷周辺にありました。東大赤門前や本郷四丁目の旧宅跡、終焉の地跡、菊坂の旧質屋伊勢屋、清水橋、旅館鳳明館、いずれも所縁の地が密集しています。本郷菊坂旧居は現在、文京区本郷4-32という地番に変