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中原街道の武蔵小杉付近は、1673年「小杉宿」として宿駅(宿場)に指定されていました。宿駅とは、江戸時代に各街道において交通・通信事務を取扱う為設定された町場をいい、大名の本陣や旅人の宿泊施設、荷物運搬の人馬を中継ぎする設備が置かれていました。供養塔には「武州橘樹郡稲毛領小杉駅」とありまして、台座の部分には「東江戸、西中原」という文字も判読できます。この表記から、中原街道が江戸から平塚の中原を結んでいた街道であることと、小杉が正式な宿駅であったことがあらためて確認できます。