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曹洞宗「水明山嶺岳禅寺(れいがくぜんじ)」は、JR飯田線「伊那大島駅」から車で約8分、徒歩では約40分の「下伊那郡松川町生田」にある寺院だ。「天竜川」と「中央アルプス」の山なみを望む高台に位置する同寺へは、「天竜川」東側を走る県道18号線から、車1台がようやく通行できるかという狭いうえに急な坂の脇道を登らねばならないが、「ヒガンバナ(別名「曼珠沙華」)」で知られ、シーズンには多くの訪問者が訪れる。かつて手術をうけた際、「ヒガンバナ」の咲く墓への道を歩く幻覚を見たという老住職が、40余年の歳月をかけて育てた約7万本という「ヒガンバナ」の色彩とヴォリュームには圧倒される。見頃は例年9月の秋彼岸の前後になるという。
9月23日に訪れました。高齢の住職さんが、頑張って境内に梅と彼岸花を育てています。彼岸花の中に石仏が散在しているのは、極楽浄土を思わせます。おそらく、周辺にあった石仏が明治以降に寺へ集められたのだと思いますが、一ヵ所にまとめて並べるのではなく、このように活かされているのは住職さんの工夫でしょう。敷地はそれほど広いわけではなく、また、個人の墓地の間を通って眺めることになります。観光地ではなく、あくまでも参拝するという心持ちで訪れるのが良いでしょう。戦争で鐘を供出したようですが、再建されていて鐘楼で鐘を衝くこともできます。
見事な彼岸花の景色が見れました。遠くの有名地に出掛けるよりも、まずは県内の素晴らしい景色を楽しめたらと思っているところで知り得た場所で感動しました。シーズンの連休などは臨時駐車場もありました。
彼岸花の季節は実に見事です。駐車場はありますが3台程度しか停めれません。道を挟んだ反対側の保育園近くのスペースを駐車場にしてくれています。そこに停めて歩く事(たいした距離ではありません)をオススメします。