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今は小さな排水路に沿ってあるのですが、かつては揖斐川は杭瀬川と合流、この地を流れていました。金生山からの石灰の運搬に五百隻以上の舟で賑わいました。隣接の記念館のご婦人の優しさに癒されます。
赤坂湊跡に建つ洋風建築の赤坂港会館は、明治8年(1875年)に中山道と谷汲街道の分岐点に建てられた警察屯所でした。現在の建物は復元されたもので、内部は資料館となっています。赤坂湊跡はかつては水運で賑わい、500艘もの船が往来する川湊でした。しかし、美濃赤坂線の開通に伴い、合わせて下流に水門が建設されたことにより船の航行が困難となり廃絶しました。現在は親水公園として整備されています。
かつて賑わったという川湊の跡地です。他にも大きな火の見櫓、レトロな洋風建築物、等々があり、当時の雰囲気を感じさせてくれます。大垣エリアにはこのような川湊が他にもあり、昔は水運が重要な物流ルートだったことがよくわかります。とはいえ、あくまでもそれは昔の話。今となっては跡地を見て空想で当時をイメージするしかありませんが、それもまた歴史散策の楽しみ方のひとつかと思います。