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中山道が徳川幕府によって開かれた時、そのルートは下諏訪宿〜岡谷〜三沢峠〜小野宿〜牛首峠〜桜沢で現在の中山道に合流し、贄川宿に至るものだった。しかしそのルートは、短い区間に険しい峠を2つ越える上、小野宿近辺以外に人家がない道であったため、1613年(慶長18年)に下諏訪宿〜塩尻峠〜塩尻宿〜洗馬宿〜本山宿〜贄川宿のルートが新たに開かれた。従って、塩尻宿は既成の宿場町ではなく、三州街道起点の旧塩尻宿(古町宿)の南に接する形で上町・中町・下町が新たに建設された。