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ツーリングでたまたま寄りました。長〜い参道、階段のぼりきった先の光景が見たくなって300段近く登って見ました。お寺さんだったのでお参りせずでした。帰宅して検索したところ映画の撮影で使われたとの事でした。山梨はぶらっと寄った所がゆるキャンの聖地だったりするようにロケ地も多いですね!
300段ほどの石段を登ったところに本堂がありますが、車道がすぐ近くまで続いています。鎌倉時代、執権北条泰時の甥の家臣(日頼上人=四条金吾)を開基として建立されたと伝えられています。何度か本堂は火災に遭い、現在の本堂は元治元年(1864)の再建だということです。本堂正面は伊豆の彫刻師石田半兵衛・徳蔵(俊秀)父子の手による彫刻で装飾されていてその見事さに目を奪われます。
最寄駅と周辺の地名は内船と書いて「うつぶな」、寺号は「ないせん」寺です。内船駅にある周辺名所の案内板にもスルーされているほどで観光地らしい華やかさは微塵もありませんが、日蓮聖人から「日本第一之法華経之信者」と称された四条金吾開基の名刹で、幕末の名工として知られる小澤(石田)半兵衛による本堂向拝の彫刻が見事です。