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臨済宗の寺院。江戸時代の名僧白隠慧鶴は原宿の出身でこの寺で修行したそうです。お墓も境内にあります。白隠の擂鉢松も有名ですが、枯れてしまい現在は伐採されてしまったそうです。
臨済宗中興の祖・白隠禅師。権威・格式といった、およそ仏法の真髄からかけ離れて衰退していった当時の仏教、特に臨済宗にあって、病気になる程の厳しい坐禅修行を重ねて大悟し、ボロを纏い貧しい民衆とともにあって真の仏法を説いたのがここ松蔭寺。白隠禅師に関する書籍は多いので、理解した上で訪れると感慨深さが違います。
白隠禅師が江戸時代に臨済禅を再興するため多くのお弟子さんを指導されたお寺です。京や鎌倉の本山のような壮大さはありませんが、いかに禅師を慕って多くのお弟子さんが志半ばで倒れられたかが禅師や中興さんの墓所を取り囲むお墓から感じることができます。白隠禅師の座像も素晴らしいです。