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田舎の無人駅。ここから紀伊長島まで一気に下る。この勾配は昔はディーゼルエンジン全開ではオーバーヒートすると言われました。今はなき貨物はDD51型機関車2両重連でした。そのDDも今は見れません。南紀はエンジンブレーキ、車輪ブレーキ、排気ブレーキ、コンバーターブレーキで下ります。新宮方面行きは右に座ることおすすめ。ただトンネルが無数にあります。
かなり特徴のある駅の構造です。線路の下をくぐる道路から階段を登るとそのままプラットホームになっています。駅舎と呼べるようなものはありません。ホームに雨よけの屋根と椅子があります。
9月10日(金)午前10時50分、熊野古道伊勢路の荷坂峠訪問で新宮行きの列車から下車。自分だけかと思ったら大内山駅から乗車したアラフィフの男性が一人下車しました。
紀勢東線開通後大内山駅と紀伊長島駅間の距離が12.5キロも有り、しかも紀伊長島駅からの列車は急勾配の上り坂登坂で速度も遅く列車増発用にゆき違いの出来る信号場として開設され、その後駅として客扱いを始めたプラットホームだけで駅舎も待合室もない定期乗降客ゼロと思える無人駅。