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ここ水潜寺は、山号を「日沢山」と称される秩父第三十四番札所であり、日本百観音霊場の結願寺でもあります。つまり、この寺院に、各地で願掛けされた観音経の納経をされることで、願掛けが完結するという、有り難い寺院です。そう伺うと、枯淡な霊験あらたかなお寺であると思う自分の功徳の無さが情けなくなります。寺名である「水潜寺」は、清浄長命水を湧水することに由来があるようです。この寺院の観音堂は、文政11(1828)年の建築になります。ご本尊は、千手観音菩薩さま(室町時代作、一木造り)です。阿弥陀如来さま、薬師如来さまもいらっしゃいます。参道には、三十三観音の石像が参拝者を見守っていらっしゃいました。
秩父札所34最後の水潜寺に寄りました。森に囲まれたひっそりとした場所で観音様が祀られてます。札所巡りをいつの日かてみたい気持ちになりました。
秩父三十四ヶ所の徒歩巡礼の8日目に札立峠を越えて訪れました。これにて結願となります。御朱印を頂いたとき、秩父三十四ヶ所の後半あたりからは徒歩で巡礼する人は少ないんだよと話されました。秩父三十四霊場、日本百観音霊場の結願寺として巡礼者が納経帳やおいずるを納める場所があります。長命水の湧き水の先、巡礼者が再生儀礼の胎内くぐりをしたという水くぐりの岩屋への道は通行止めでした。