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2020年1月19日に2度目な訪問をしました。展望台の職員の方に詳しく説明を聞かせていただきました。建設当時は大井川がすぐそばて流れていたとのこと。そのため小山城の3方は川と崖で遮られ1方向のみ防御したとのことです。3重の堀は極めて厚く防御していることがわかります。素晴らしい。
展望台からは、天気がよければ富士山が見える。小山城自体が山の上にあるのでそこまで上るのに階段を上る必要がある(急な階段と、少しなだらかな階段があり、選べる)が、手すりがないのでちょっと怖かった。展望台までまたさらに階段を上がるので、足腰の弱い方は難しいかも。
能満寺山公園となっている場所は戦国時代に武田氏の平山城が築かれていました。永禄11(1568)年、武田信玄は遠江をおさえる第一歩として、この地に砦を築きました。その後、元亀2(1571)年、城郭を備えて新たな名前を付けたのが「小山城」です。 城を攻めようとする徳川家康との激しい戦いが、何度もこの地で繰りかえされましたが、敗北を悟った武田方は自ら城に火をかけ、甲州へ落ちていきました。 現在、三重堀などの遺跡や「展望台小山城」内の武田氏ゆかりの品々が、当時の面影を偲ばせています。
吉田町の海に近い丘に建つ模擬天守の展望台ですが、資料館になっています。休館日かどうか事前に確認してから行かれることをすすめます。丘一帯は戦国時代の城跡だそうです。能満寺の境内から小さな山を登ったところにあり、富士山、伊豆半島、駿河湾、牧之原などを見渡せます。曲輪はそれなりに広く、三日月堀や三重の堀の跡が残っています。武田軍の城で徳川軍が落とすのに苦労したそうです。