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戦国時代、武田軍が徳川の高天神城攻めの際、前線基地に使った山城跡で建物などはないものの、深い堀と広い曲輪が残っています。堀を歩くルートもあります。以前は眺望をさえぎっていた西側が整備され、富士山や大井川、志太平野を一望できるようになりました。2022年初に整備工事も進んだら、山城ファンなら訪れたくなる城跡になると思います。ビジターセンターに車6台分の駐車場もあります。
諏訪原城は、武田勝頼が徳川氏の遠江への侵攻を計り、1573年に築城しましたが、長篠の合戦で敗れたあと、徳川氏に奪われ牧野城として改修されました。
幾つかの山城を興味深く回ってきたが、この大手門のビジターセンタ-を抜けると南外堀を左手に二ノ曲輪大手馬出が深い空堀をはさみ諏訪神社を祀リ、ニノ南曲輪馬出を起点にニノ北曲輪迄三日月状に深い斜度のあるv状外堀を300m以上、これが山中城の如く整備され表現されていたなら、見応えは壮観であったと思う。また、本曲輪から見る景観、ニノ曲輪北馬出門復元にしても、この山城が持つ性格と武田流築城術、背後堅固の城を倍化しただろう。贅沢ですかね。