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静岡市に生まれ育って、ずいぶん前から存在は知っていましたが、一度くらい行ってみようと訪問。結論は、訪ねたことがない方は一度訪ねて損はなしという感じ。清見潟(清水港)の発達の歴史、船(現代の専用船)について、缶詰について学ぶことができました。
「フェルケール博物館」というと何の博物館か分かりにくいですが、清水港の港湾関連の博物館です。ちなみにオランダの画家フェルメールとは全く関係ありません(笑)。
煉瓦造りの重厚な建物が気になりつつ、今回初めて訪れましたが、清水港の成り立ちから現在迄の役割について紹介する博物館でした。明治大正の頃の輸出用の茶箱のラベルがとてもお洒落で綺麗で印象的でした。
清水港と海事に関する資料館が平成3年に新築されたのが現在のフェルケール博物館だそうです。局面を多用した独特な外観は新らしいのにどこか時代を感じさせる作りで興味を持ちました。中では港湾の資料や模型、和船の複製模型、別棟に缶詰の資料館など、普段は目にする機会がほとんどない資料が並べられ、そして2階には企画展示室も備えられていて、楽しく見て回れます。すべてを見て回ると1時間は余裕でかかるでしょう。バス利用なら、清水駅と三保の松原方面を結ぶ静鉄バスの「波止場フェルケール博物館」が徒歩0分の真正面にあり便利です。